Sunday, December 22, 2013

オルフェ有終、独走V 有馬記念



オルフェ有終、独走V 有馬記念
絶対的な1番人気に応え、引退レースで「有終の美」を飾ったオルフェーヴル =中山競馬場(菅原和彦撮影)(写真:産経新聞)
 競馬のグランプリレース、第58回有馬記念は22日、中山競馬場(芝2500メートル)で16頭が出走して争われ、このレースで引退する1番人気のオルフェーヴル(池添謙一騎乗、牡5歳)が2分32秒3で優勝。「有終の美」を飾って1着賞金2億円を獲得した。有馬記念は2011年に次いで2勝目で、GI通算6勝目。

 ファン投票で1位に選出され、単勝1・6倍と絶対的な1番人気に支持された。能力の違いを見せつける圧巻のレースぶり。最後は末脚を伸ばして2着のウインバリアシオンに8馬身差をつけて圧勝した。池添騎手は「本当にお疲れさまでした。僕はオルフェーヴルが世界一強い馬だと思う」と労をねぎらった。

 この日、オルフェのラストランを目に焼き付けようと、中山競馬場には前年の約2倍にあたる865人の徹夜組が訪れた。午前7時半の開門前には5600人を超すファンが並び、入場人員は12万4782人に達した。有馬記念の売り上げは前年比5・4%増の約351億円と“オルフェ狂騒曲”に酔いしれた。

 日本中央競馬会(JRA)によると、有馬記念の好調などを受けて2年連続の増収が見込まれるという。

No comments:

Post a Comment